【本/メモ/購入/借入】

日本語表現のオルタナティブ、としての岡田利規

前回のエントリでは、チェルフィッチュの最新公演についてのレポートを書いたが、もともとぼくは岡田利規の小説、および戯曲で用いられている研ぎ澄まされた日本語に魅せられた人間である。 「超リアル日本語演劇」 「だらだらとした現代の若者言葉の驚異的…

メモ/ノート/藝大卒展/散髪のこと

2月3日(木曜) アルバイトを終えたあと、ひさしぶりに上野まで足をのばし、東京藝術大学の卒業制作展に出かける。 この日は最終日。都芸時代の同級生だった、山田という友だちが油画棟にて展示をしていたので、それを観に行った。 多浪に多浪を重ねたかれが…

メモ=ベルチリヨン166/中上健次/言葉の説得性

先日のエントリーで触れた「ベルチリヨン」や「大統領閣下」等が(だれも借りる人がいないので)さっそく届いたため、自宅への帰り際に受け取る。 一緒に、「中上健次エッセイ撰集 文学・芸能篇」を借りる。 これまでも、借りては読み、返してまた借りてあち…

メモ→/キューバ史/独裁/いくつかの資料

最近、小説の参考にと、革命以前のキューバ史を軽く復習している。 すると、彼国の革命とも浅からぬ関係にある、他のラテンアメリカ諸国の(かつての)【独裁者】についても興味が湧いてきた。 前回のエントリでも書いたが、いわゆる【キューバ革命】は、左…