美術

ガンマ線のように「美術」はあなたを変える

6日の日曜日、後輩や知人の作品を観るため、大学院を出て以来はじめて多摩美術大学の学園祭に出かけた。 同行した美大と縁のない友人が、一通り「美大という場所を回りたい」と言ったので、東と北の絵画棟、デザイン棟、彫刻棟、新しい芸学&情報デザイン棟…

「ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で」

「ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で」 http://www.cinemarise.com/theater/archives/films/2008004.html 前回のシネマライズ上映時には見逃していた作品。 月の頭、後輩に誘われふいと気が向いて観ることにしたのだが、予想以上に濃密で刺激的な内容だった…

雑感:【キューバ・アンダーグラウンド】

怒涛のように日々が過ぎてしまい(これいつも言ってる気がするが…)、五月が終わってしまった。 前回のエントリであまりにも急に告知した【キューバ・アンダーグラウンド】は、今さらではありますが、おかげさまで無事に終了しました。 思ったより(失礼!)…

告知:【公開特別講義 キューバ・アンダーグラウンド】

どんだけ急だよ!って話ですが… 明日の午後、ぼくもささやかながら実現への協力をさせて頂いたトーク・イベントが渋谷の映画美学校にて行われます。 【公開特別講義 キューバ・アンダーグラウンド 21世紀 キューバ文化の私的観測】 上映される作品を作った作…

チェルフィッチュ「ゾウガメのソニックライフ」

2月15日(火) ついにチェルフィッチュを観た。神奈川芸術劇場での千秋楽。 あくまで「作家・岡田利規」のファンなので…、ということを理由にかれの指揮する舞台は一度も観たことがなく、この公演情報も直前になって知ったというぐらいに不熱心&情弱なぼく…

メモ/ノート/藝大卒展/散髪のこと

2月3日(木曜) アルバイトを終えたあと、ひさしぶりに上野まで足をのばし、東京藝術大学の卒業制作展に出かける。 この日は最終日。都芸時代の同級生だった、山田という友だちが油画棟にて展示をしていたので、それを観に行った。 多浪に多浪を重ねたかれが…

素描:1/8 ギャラリー・ルデコ「フレーム!フレーム!」

夕方から、渋谷・ギャラリー・ルデコで、友人である八代哲弥の参加したグループ展示「フレーム!フレーム!」を観る。 リンクしたDMにも書いてある通り、このグループ・ショーは、佐藤洋一というインディペンデントなギャラリストであり作家だった人物の活動…

画家の部屋@小崎哲太郎

高度 130.3x97.0(cm) oil on canvas 2010 気圧 oil on canvas 145.5×145.5 2009 ◆ 終わりつつある今秋の某日、取手まで遠征した。 予備校の先輩であり、先日結成された「新宿文藝シンジケート」の一員でもある画家・イラストレーター、小崎哲太郎さんの自…

吉川陽一郎個展「街で迷うために」

◆ 9月19日、日曜。 平日と変わらずに粛々とバイトを終えたあと、大学時代からずいぶんとお世話になっている作家(いや、彫刻家、と呼ぶべきなのだろうか?)、吉川陽一郎さんの個展を見るため渋谷、ギャラリー・ルデコへむかう。吉川さんとは、三月にも仙川…

不可解さのバーネット・ニューマン

夏の終わりの佐倉「詣で」 ◆ いまや、世界にとって重大な日になってしまった「9月11日」の土曜、川村記念美術館まで、バーネット・ニューマンの「個展」を観に出かける。 展示の詳細は下記↓ http://blog.goo.ne.jp/harold1234/e/caf7259ef7eadc7a3e69073de65…