2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
夕方から、ゴールデン街劇場で、劇団東京乾電池の「月末劇場」を観た。 芝居にはほとんど興味がないのだけれど、アルバイト先で一緒に働いている役者の有山尚宏さんが出演していて、せっかくだからと、出かけたのだ。 フラッとあらわれた、妙に派手な服装の…
先日のエントリーで触れた「ベルチリヨン」や「大統領閣下」等が(だれも借りる人がいないので)さっそく届いたため、自宅への帰り際に受け取る。 一緒に、「中上健次エッセイ撰集 文学・芸能篇」を借りる。 これまでも、借りては読み、返してまた借りてあち…
最近、小説の参考にと、革命以前のキューバ史を軽く復習している。 すると、彼国の革命とも浅からぬ関係にある、他のラテンアメリカ諸国の(かつての)【独裁者】についても興味が湧いてきた。 前回のエントリでも書いたが、いわゆる【キューバ革命】は、左…
最近、またハバナを舞台にした長編とりかかっている。これで三作目になる。 この作品はもう二年以上にわたって、書いては中断し、再開しては中断し、そのあいだに別の短編を書き、そしてまた書き始めて、上手くいかず、、、、 という調子で「書きあぐねてい…
第三回新宿文藝シンジケート読書会メモ「山谷崖っぷち日記」1/2 http://d.hatena.ne.jp/Hainu_Vele/20110115/1295080180 15日の晩、予定通り、新宿文藝シンジケートの第三回読書会が行われた。 今回は、課題図書が一種の私小説というか、随筆なので、前回、…
今日は18時から歌舞伎町のルノアールで読書会がある。 課題図書は、今回もぼくが推薦した。大山史朗「山谷崖っぷち日記」だ。 第9回の開高健賞を受賞した怪作で、作者は軽度のうつ病と集団生活への不適応から日雇い労働者に転落し、長く山谷で暮らしている…
前回のような、無駄にマニアックな音楽に関するエントリを挙げた直後にこんなものを書くと、音楽的人格の統合姓を疑われるのだろうか。 年末に何人かの友人たちとSkypeをしていて、「十代のときって、アイドルとか音楽とか、なにが流行ってた?」という話題…
※ 無用なお節介でしょうが、このエントリはリンクした動画を巨大音量でかけながら読むべきです! 最近、本文にリンクしたヴィクトリア・エレイソンのライブ音源を繰り返し繰り返し聴いている、というか、観ている。 いずれも無条件にぼくの「からだ」を高揚…
夕方から、渋谷・ギャラリー・ルデコで、友人である八代哲弥の参加したグループ展示「フレーム!フレーム!」を観る。 リンクしたDMにも書いてある通り、このグループ・ショーは、佐藤洋一というインディペンデントなギャラリストであり作家だった人物の活動…
(1/2からの続き) アパレルの話題が一段落したあと、Tは、ここ十五、六年、世界経済の勢力図が大きく変わったせいで、日本は消耗戦の末、窮地に陥っているのに、政府も企業も現状維持にやっきになるばかりで根本的な刷新策を出せず、ばかりか考えている気配も…
大げさなタイトルになってしまった。 正月の三日に、名古屋から東京へ帰省していた友人Tと再会した。一昨年の大晦日に昼食を摂って以来だった。 Tは高校生のころ、予備校の夜間部でぼくと同じクラスだった男で、一浪してから入った都内の美大を出て、服飾の…
2011年が始まった。そして早くも正月が終わった。 ひとまずは、このblogを訪れて頂いた読者諸兄に、本年のご多幸あらんことを。 大晦日は結局友人が四人ぼくの家に集まり、地下で五人、ちまちまと酒を飲みながら、いつ日付が変わったかも分からないうちに(…